精子凍結について
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精子凍結について
精子凍結とは?
精子を-196℃で凍結し保存することを、精子凍結と言います。
半永久的に保存することが可能で、精子凍結の安全性は医学的に立証されています。
対象となる方
既婚・未婚に関わらず、全ての方が対象となります。目的や状況が様々あります。
既婚男性
① がん治療等による妊孕性温存のための、精子凍結
② 奥様が通院している方で、治療当日に不在となる際の精子凍結
成人未婚男性
③ がん治療等による妊孕性温存のための、精子凍結
提出書類と手続きについて
① の場合
1) 提出書類
保険証、精子凍結保存同意書、戸籍謄本
2) 奥様の受診
精子凍結を行った場合、人工授精・体外受精(顕微授精)が必須となります。不妊治療を前提として、奥様の受診をお願いいたします。
3) 感染症採血
B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVの採血結果(1年以内のもの)が必要となります。ない場合には、当院で採血を受けて頂くことができます。
4) 精子凍結の予約
受付もしくはお電話でのご予約となります。
当院よりお渡しした採精カップをご使用ください。
② の場合
1) 提出書類
保険証、精子凍結保存同意書
2) 感染症採血
B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVの採血結果(1年以内のもの)が必要となります。ない場合には、当院で採血を受けて頂くことができます。
3) 精子凍結の予約
受付もしくはお電話でのご予約となります。
当院よりお渡しした採精カップをご使用ください。
③ の場合
1) 提出書類
保険証、診断書、精子凍結保存同意書、戸籍謄本
2) ご家族同席での受診
ご本人以外に、精子凍結の事実を周知しておくために、ご家族の同席をお願いいたします。家族関係が証明できるもの(戸籍謄本)を必ずご持参ください。
入籍直前などの場合は、妻となる方の戸籍謄本とご本人の戸籍謄本をご持参ください。その際には、ご入籍後奥様の受診をお願いいたします。(①の場合に準じた対応となります。)
3) 感染症採血
B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVの採血結果(1年以内のもの)が必要となります。ない場合には、当院で採血を受けて頂くことができます。
4) 精子凍結の予約
受付もしくはお電話でのご予約となります。
当院よりお渡しした採精カップをご使用ください。
精子凍結の期限について
精子凍結の期限として、当院では65歳の誕生日までとしています。
また、精子の所有者が亡くなられた場合は、破棄されます。
所有者の配偶者や家族であっても使用や保管をすることはできません。
精子凍結の費用と、更新手続き/廃棄について
精子凍結費用は、4本まで44,000円(税込)となります。
保存期間満了の2か月前に「凍結保存期間延長・廃棄願」を送付いたします。
通院中の方も、延長の手続きは必要となりますのでご注意ください。また、廃棄をする際に更新期限を過ぎている場合には、既定の更新料をお支払いして頂いた上で廃棄となります。ご注意ください。
延長/廃棄を選択して頂き、手続書類に従って手続きをお願いいたします。
凍結日毎に4本まで33,000円、更新は1年です。
更新をする際には、戸籍謄本の提出もお願いいたします。
*精子の状況により、複数本の凍結が必要な場合があります。
精子凍結時の精子の状況をご確認ください。