不妊症について

不妊症について

妊娠を希望しながらも1年間以上、妊娠されない御夫婦を不妊症と呼んでいます。

不妊症の原因とは? ~なぜ妊娠しにくいのか?~


妊娠しにくい場合には、妊娠成立するためのステップに問題点があります。

精液の異常 精子数の著しい減少、運動性の著しい低下・奇形精子の増加がある場合には、本来の卵管膨大部での受精が妨げられる為、妊娠しにくくなります。
精子が子宮膣内へ進入出来ない 子宮の入り口(頸管)に、男性の精液や精子に対する抗体が存在することがあります。この場合、精子は子宮腔内に進入出来ず、卵管膨大部には当然到達しません。
卵管閉塞(通過障害) 卵管が詰まっていると、卵子と精子は卵管膨大部で出会うことが出来ません。
排卵障害 排卵しなければ受精することはありえませんし、排卵が著しく遅くなっても良好な卵子が作られにくくなると考えられています。
卵子の捕捉障害 卵子が排卵されたら卵管采(卵管の入口)が卵子を捕捉(キャッチアップ)しなければなりません。子宮内膜症や以前の炎症・手術による癒着があると、卵管采が卵子の捕捉(キャッチアップ)をうまく出来ないことがあります。
受精障害 卵子、精子のいずれかに問題点があるために受精卵が順調に作られないことがあります。
胚の発育障害 胚(受精卵)は胚盤胞まで発育してから着床しますが、全ての胚が胚盤胞になる訳ではありません。途中で発育が止まってしまう胚も少なくありません。
着床障害 胚が子宮内膜に着床しなければ、妊娠は成立しません。
免疫異常 抗精子抗体、抗透明帯抗体など受精に障害を来たす場合や、抗リン質抗体症候群、HLA抗原など不育症に関するものなどがあります。

当院ではフォローアップとして下記も行っております!

不妊治療最前線

AMH(抗ミューラー管ホルモン)

AMH(抗ミューラー管ホルモン)
女性の卵巣における発育途中にある卵胞から分泌されると考えられており、卵巣予備能力の目安として注目されています。 従来のFSH値と比べて生理周期に左右されず、より信頼度の高い目安になることが期待されています。 当院では、体外受精を受けられる方はもちろん、卵巣機能の非常に活発な方や著しく反応不良の方にも測定をお勧めして、治療方針の目安にするようにしております。

子宮内膜炎の検査
不育症(反復着床障害)が疑われる場合に、行われる検査の1つです。
子宮内膜の組織診(細い機器で採取する方法)を行い、CD138免疫染色によって、内膜の炎症の有無を調べる検査です。

免疫の検査
不育症(反復着床障害)のリスク因子(不育症を引き起こす要因と考えられるもの)の1つに免疫の異常が考えられます。 血液検査で免疫細胞th1/th2の割合を調べて、免疫の異常の有無を調べます。

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