診療内容

外来診療

月・水・金は夜診療があり、仕事と治療の両立がし易くなっています。
体外受精の方でも18:30までに来院して採血していただければ診療可能です。

時間帯|曜日
午前
9:30~12:30
院長 院長 院長
カウンセリング
(不定期:10:00~11:30)
院長 院長 院長
午後
15:30~20:00
院長 院長
18:00終了
院長 院長
17:00終了
男性不妊
(不定期:17:00~18:00)
院長 院長
17:00終了
午前9:30~12:30
院長 院長 院長
カウンセリング
(不定期:10:00~11:30)
院長 院長 院長
午後15:30~20:00
院長 院長
18:00終了
院長 院長
17:00終了
男性不妊
(不定期:17:00~18:00)
院長 院長
17:00終了

基本検査

血液検査(感染症検査を含む) 貧血の有無の確認、感染防止を目的としています。中でもクラミジア感染の有無は、妊孕性に大きな影響を及ぼします(腹腔内・子宮腔内の癒着等)。クラミジア抗体(+)の場合、抗生剤投与を行ない、子宮卵管造影で腹腔内癒着が疑われる場合には、積極的に腹腔鏡を勧め、癒着解消に努めます。
子宮卵管造影検査 卵管通過性の状態、子宮内膜異常の有無を調べることを目的とします。
月経終了後、なるべく低温期に行ないます。(予約制)2日間続けて来院が必要です。検査の周期は、月経から次の月経が始まるまで避妊してください。
検査の実際の流れとしては、1日目に、子宮の入口から細い造影カテーテルを挿入し、子宮腔内に油性の造影剤を注入し、レントゲン撮影を行ないます。
2日目は骨盤の撮影を1回行うだけです。
ホルモン検査 排卵障害を含む卵巣機能の異常が無いか、さらに妊娠しにくい状態を引き起こす内分泌疾患の有無を調べることが目的の検査です。
排卵・卵の成熟に関連するLH(黄体化ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)と排卵に関連するPRL(乳腺刺激ホルモン)を測定します。月経開始から3~6日目にご来院ください。
精液検査 最近も男性の精子数減少が報告されています。医療施設を受診する男性の多くに精子減少・運動率低下・奇形精子の増加が認められています。
そのような異常がないか調べます。
着床期検査 着床期内膜の状態と黄体機能を調べることを目的とした検査です。
基礎体温の高温相が10日以下か低温相と高温相の温度差が小さい場合、黄体機能不全が考えられ、妊娠しにくい原因となります。まず超音波検査で子宮内膜の厚さを測定し、着床し易いよう十分に内膜が厚くなっているかを調べます。次に黄体ホルモンの採血を行ない、黄体機能不全がないかどうか調べます。
フーナーテスト 精子が子宮腔内に進入できるかを調べる検査です。排卵日の2~3日前に来院していただきます。超音波検査等により排卵日を推定し、検査日を指定します。検査日の朝に性交を行ない、30分間臥床した後、3時間以内を目安に受診してください。(朝の交渉が難しい場合は、深夜遅くの交渉でも構いません。)細い器械を用いて膣内、子宮頸管内、子宮腔内の粘液を採取して、十分な数の運動精子が認められるか調べます。

特殊検査

子宮鏡検査・子宮鏡下選択的卵管通水法 子宮卵管造影検査で卵管閉鎖が疑われる場合や子宮腔内の腫瘍(子宮筋腫や子宮内膜ポリープ)と子宮腔の形の異常(不妊や流産の原因となります)が疑われる場合には、子宮鏡検査を行います。
腹腔鏡検査 お腹に約5mmの内視鏡と鉗子を挿入して、その内部を観察する検査です。
妊娠しにくくなる要因としての卵管障害(卵管水腫)や卵のpick-up障害を引き起こす卵管周囲の癒着の有無を腹腔鏡検査により調べることが出来ます。癒着がある場合には、対応が出来る施設をご紹介いたします。
スイムアップ検査 精子の受精する力を調べる検査です。当クリニックでは体外受精において、通常の体外受精(conventional IVF)と顕微授精(ICSI)とどちらの方法が適切なのか区別するために用いております。
FT-カテーテル(卵管鏡下卵管形成術) 卵管は精子と卵子が受精する場所であり、またその受精卵が子宮まで運ばれるために必要な大切な器官です。その卵管に問題がある卵管性不妊の割合は女性因子の内で約3割といわれています。卵管が詰まってしまっている場合には、自然妊娠は難しくなります。
卵管鏡下卵管形成術(falloposcopic tuboplasty ; FT)は卵管の疎通性を改善するために開発された不妊治療方法です。その場合には、対応が出来る施設をご紹介いたします。
AMH(抗ミューラー管ホルモン) 卵巣にある卵子の在庫の目安となる値。卵巣機能評価法のひとつです。
子宮内膜炎の検査 反復着床障害が疑われる場合に、行われる検査の1つです。
子宮内膜の組織診(細い機器で採取する方法)を行い、CD138免疫染色によって、内膜の炎症の有無を調べる検査です。
免疫の検査 反復着床障害の原因の1つに免疫の異常が考えられます。 血液検査で免疫細胞th1/th2の割合を調べて、免疫の異常の有無を調べます。

一般治療

タイミング指導 排卵のタイミングに合わせて夫婦生活をもっていただく方法です。自然排卵による方法と排卵誘発剤を使用する方法があります。
人工授精 ご主人の精液あるいは精子調整液を子宮内に注入する方法です。
精液をそのまま注入する人工授精(AIH)と洗浄濃縮した精子調整液を注入する洗浄人工授精(w-AIH)の2種類があります。
体外受精・胚移植 注射の排卵誘発剤を使って複数の成熟卵を育て、体外で精子と受精させて作りだした胚を子宮内に移植する方法です。
顕微授精 細いガラス針を用いて卵細胞質膜を破って卵子の中に精子を1個だけ注入する方法です。精液所見に異常が見られる症例(乏精子症、精子無力症)、通常の体外受精では受精しない症例、抗精子抗体症例に適用します。
凍結胚の融解胚移植 卵巣過剰刺激症候群になる可能性が高い場合やクロミッド周期で子宮内膜が厚くならない場合に新鮮胚移植せずに全ての胚を凍結し、別の周期に融解胚移植します。
体外受精に使用する培養液について Life Global社、Irvine社、及びナカメディカル社で製造販売されている培養液は、いずれも全国的に多くの施設で使用され良い成績が出ております。

各種治療

低刺激周期 点鼻薬(GnRHアゴニスト:ナサニール、スプレキュア)と内服(クロミフェン、フェローラ)及び、注射の排卵誘発剤を用いた標準的な体外受精でなく、自然な排卵周期に近い状態での体外受精法です。
long法 前周期の高温中期に点鼻薬(ナサニール)を開始し、月経3日目から排卵誘発剤の注射を開始する方法。
short法 月経3日目から点鼻薬(ナサニール)を開始し、月経3日目から排卵誘発剤の注射を開始する方法。
clomid + hMG / FSH法 生理周期3日目から、クロミッドを毎日1錠内服し、隔日でhMG / FSHを100単位以上を開始する方法。
アンタゴニスト法 月経3日目から排卵誘発剤の注射を開始。月経8~10日目ごろ、卵胞が14mm程度になったら、アンタゴニスト(ガニレスト)の注射も開始します。

その他の治療

胚盤胞移植 胚を胚盤胞になるまで(採卵後5-7日目まで)培養し、子宮内に胚移植するのが胚盤胞移植です。
精巣内精子回収法 射出された精液中に精子が全く認められない無精子症の方に対して、麻酔をかけつつ精巣組織の一部を切除して顕微鏡下にこれをほぐして精子を探しだし、顕微授精を行う方法です。
卵管内胚移植法 腹腔鏡を用いた胚移植法はZIFTと呼ばれ、子宮鏡を用いた胚移植法をh-TESTと呼んでいます。
アシステッドハッチング 凍結胚の融解胚移植の際に胚の透明帯の硬化が原因で妊娠しにくくなることがあるという報告があります。これらのケースに対しては、透明帯の一部分をレーザーを用いて開孔・菲薄化して着床し易くします。これをアシステッドハッチング (AHA)法といいます。
薄い内膜への対策 子宮内膜が薄いことが原因で妊娠しにくい症例に対してホルモン補充療法とビタミンE+C、ペントキシリン療法をお勧めしています。
手術療法 腹腔鏡下子宮筋腫切除術、子宮鏡下手術、卵巣チョコレート嚢腫のアルコール固定術
胚移植困難例の特殊治療 子宮頸管の著しい狭窄・屈曲により強い痛みや出血を生じて、胚移植が困難となり妊娠しにくくなることがあります。この様なケースに対して、当クリニックでは次の方法をお勧めしています。子宮鏡を用いて胚移植を行う方法です。モニターを見ながら子宮鏡の先端を進めるので、短時間で体の負担を少なく移植することが可能です。
2段階胚移植法 子宮腔内や卵管内に胚が存在することが着床環境を向上させるというデータに基いて実施されている胚移植法です。良好胚を何度も移植しても着床しない方の中には、免疫のトラブルがあり、受精卵が着床しにくいことが考えられています。まず、初期胚を移植することで、子宮内腔の着床環境の改善が期待されます。次に、2、3日後(初期胚の培養日数により異なる)に胚盤胞を移植する方法です。

特殊外来

男性不妊外来   担当医:荻窪病院泌尿器科部長 大橋正和先生(生殖医療専門医)

 なかなか妊娠に至らないご夫婦のうち、ご主人様サイドの診療を積極的に行っています。
精液所見が不良なために奥様が妊娠に至らない病態を「男性不妊症」と呼びます。WHOの調査によれば、不妊症の原因は女性側が約7割、男性側が約5割を占めます(2割は両者に原因あり。)ご主人さまの検査を希望されるご夫婦、婦人科不妊クリニックでご主人さまの精液所見が不良と指摘されたご夫婦、夫婦生活がうまく行かないご夫婦等が診療対象となります。

診療の流れ:事前に精液検査・ホルモン検査(採血)をして頂くと助かります。精液検査は48時間以上の禁欲後にマスターベーションで専用容器に採取いただきます。問診、身体の診察を行い、精液検査・ホルモン検査結果を基に、男性不妊の原因診断と治療方針をお話します。勃起障害(ED)に対するバイアグラ等の内服治療も行っています。

主たる積極的男性不妊治療:
① 精索静脈瘤に対する手術治療―リンパ管温存高位結紮術:精索静脈瘤とは、陰嚢の静脈に血液が溜まる状態です。静脈血がうっ滞すると精巣温度が高くなり精巣での精子を造る機能が障害されます。精索静脈瘤を引き起こす静脈を結紮・切断する手術により、陰嚢の静脈に血液が溜まらなくなり精巣温度が下がり、精巣での精子を造る機能が上がります。
② 逆行性射精に対する膀胱内精子採取:オルガスムス(性的絶頂感)を感じても精液が体外に出ずに膀胱に戻ってしまう状態を「逆行性射精」と言います。糖尿病の方に多く見られます。お薬の内服治療で約半数の方で精液が体外に出るようになります。内服治療が無効な方には、膀胱内の精子を回収して、奥様の人工授精(AIH)・体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)に供します。
③ 無精子症に対する精巣内精子採取術(TESE): 無精子症や射精が出来ない場合に行います。ご主人の精巣から精子を採取(TESE)して凍結保存し、奥様の卵子と顕微授精(ICSI)させ、受精卵を子宮に戻す(ET)という一連の治療を行います。TESEは荻窪病院手術室で行われ、明大前アートクリニックの培養士が荻窪病院に出向いて回収精子を持ち帰り、顕微授精(ICSI)用に凍結保存します。

カウンセリング

明大前アートクリニックでは、すべての患者さまに、不妊治療および心の専門家である生殖心理カウンセラーによるカウンセリングを提供しております。

1回40分 初回 2,000円
2回目以降 30分まで 3,000円
  30分以上 5,000円

誰かに思いきり話しをしてしっかり聞いてもらうという体験が、これからのあなたの力になります。

たとえば、
不妊治療が初めてでこれからどうしたらいいか分からない…
自分に合った治療・検査を選択したい・・・
医師に聞きそびれてしまったことを確認したい・・・
治療のことを誰かに話したい・・・
夫(妻)と考えが違い困っている・・・
もやもやした気持ちをすっきりさせたい・・・
夫婦・家族のこと、性生活で悩みがある・・・
など、どんなことでもお話しいただけます。

どうぞお気軽にお越しください。お待ちしています。
ご希望の方は、スタッフまでお声がけください。

外来受診料基本料金

初診料 ¥5,000 診察料
再診料(診察のみ) ¥2,000 診察料(検査結果)
再診料(超音波あり) ¥4,000 診察料・超音波
採卵前外来受診 ¥10,000 診察料・超音波・E2・LH
IVF スタート・前周期チェック ¥14,000 診察料・超音波・E2・LH・FSH・hCG
胚移植後外来受診
(エコーあり)
¥10,000 診察料・超音波・E2・プロゲステロン
胚移植後外来受診
(エコーなし)
¥8,000 診察料・E2・LH
胚移植後妊娠反応
(エコーあり)
¥8,000 診察料・超音波・hCG
胚移植後妊娠反応
(エコーなし)
¥6,000 診察料・hCG

受診時加算

LH ¥4,000 黄体形成ホルモン
FSH ¥3,000 卵胞刺激ホルモン
E2 ¥5,000 エストロゲン(卵巣ホルモン)
プロゲステロン ¥3,000 黄体ホルモン
hCG ¥4,000 血液で妊娠反応を調べます。
風疹 HI ¥2,000 風疹の抗体検査です。
血液型 ¥1,500 血液型を調べます。
妻感染症セット ¥15,000 感染症を調べる血液検査です(クラミジア、貧血、甲状腺の検査も実施します)
子宮頸管粘液採収料 ¥1,000 排卵時期の目安を調べる検査です。
フーナー検査(診察料) ¥6,500 頚管粘液と精子の相性を調べる検査です。
抗カルジオリピンIgG ¥7,000 不育症など抗体を調べる検査です。
抗カルジオリピンIgM ¥7,000 不育症など抗体を調べる検査です。
ループスアンチコアグランド ¥10,000 不育症など抗体を調べる検査です。
抗精子抗体 ¥8,000 精子に対する免疫抗体を調べる血液検査です。
抗ミュラー管ホルモン ¥7,000 卵巣の予備能力を予測する検査です。
ETチューブ ¥4,000 胚移植で使用するチューブの入り具合を確認する目的で実施されます。
術前検査一式 ¥25,000 感染症を含む検査です。
ルテウム錠 ¥450 胚移植後、子宮内位を着床しやすい環境に整えてくれるお薬です。