流産後の染色体検査について
原因の理解と今後の方針のために
流産後の染色体検査(POC検査)について
当院では、流産時に得られた組織(POC)を用いた染色体検査を行っています。
2026年5月1日より、NGS検査が先進医療として認められ、当院でも実施可能となりました。
流産の多くは胎児側の染色体異常が原因とされており、検査が今後のサポートにつながることがあります。
検査のながれ
流産が確認された
医師の診察・説明を行います
STEP 1:病理検査を実施
子宮内容物の病理検査を行います
STEP 2:ご希望に応じてPOC検査を実施
原因の理解や今後の方針決定に役立ちます
1回目の流産の方
・自費診療となります
・ご希望があればNGS検査を行います
2回目以降の流産の方
・G分染法による検査が保険適用となる場合があります
・NGS検査(先進医療)は、G分染法が実施できない場合やご希望に応じて選択できます
※自然排出された検体の場合は、NGS検査での対応となります
検査方法について
G分染法(保険適用の場合あり)
従来から行われている染色体検査で、染色体の数だけでなく構造の異常も確認することができます。
原因の評価に有用な検査です。
→ 保険適用となる場合があります
NGS(次世代シーケンサー)(先進医療)
染色体の数的異常を高精度に検出できる検査です。
検体の状態に左右されにくく、G分染法が難しい場合にも実施可能です。
→ 先進医療として実施されます
助成制度について
流産に関連する検査については、自治体による助成制度が利用できる場合があります。
特に、2回以上の流産・死産を経験された方(不育症)を対象に、検査費用の一部が助成される制度があります。
助成の対象となる検査や条件、申請方法はお住まいの自治体によって異なります。
※申請には期限がありますので、検査前にご確認ください
当院では、該当する可能性がある方には制度のご案内も行っております。
ご希望の方はスタッフまでご相談ください。
また、東京都での不育症検査の女性についてはこちらのページをご確認ください。
当院での考え方
流産後の検査を行うかどうかは、医学的な必要性だけでなく、
患者様のお気持ちや今後のご希望も含めて検討することが大切と考えております。
当院では、それぞれの状況に応じて適切な検査方法をご提案し、ご納得いただいたうえで選択していただけるようサポートいたします。









